くまこさんの日記

なんだかいろいろこじらせっちゃってる

そしてどうかなくさないでよって 高架下、過ぎる日々を

ピンクとグレーの主題歌がASIAN KUNG-FU GENERATIONなことにつて
かなりテンションがあがってしまってうざい一人語りを始めようと思う話。


小説家加藤シゲアキが好きだ。
ちょっと前にタイプライターズという番組で
朝井リョウ氏とピースの又吉氏との対談をよだれをたらす勢いで喜んで録画し、未だにたまに見ている。
シゲアキ氏も好きだけれど、大学生のころから朝井リョウと結婚したい!!!といい続け、
学生時代渋谷の劇場にピーク時は週2以上で通い、友人とピースのM-1でのネタをコピーして遊んでいた私にとって
この3人の組み合わせってなに!何が起きたの!!好きな人が繋がってる!!
神様すごい!ありがとう!!と好きなものと好きなものとのつながりに大喜びした。


私は高校から大学にかけてバンドをやっていた。
バンドを始めようと思ったきっかけや始めた当時によく聴いていたのがROCK'IN ONに当時よく載っていたようなバンドで
特に高校生の頃にはELLEGARDENストレイテナーASIAN KUNG-FU GENERATIONに多大な影響を受けた。
(ちょっと大げさだし、他にもたくさん聴いたけれど。同年代には多いと思う。彼らが入り口になった人って)
何回もコピーをしたし、いまだにライブに行ったりもする。
とにかく大好きなバンドだ。中二病の名残がにじみ出てるのは置いておいて。


ピンクとグレーを読んだ時に私の脳内にはストレイテナーやent*1の曲が頭の中で流れていた。
なんとなく読んでいて、ごっちは光が当たりすぎて白くぼやけた世界にいるような感じがしてこの小説ってピンクとグレーだけど光でぼやけた白と対極の影の真っ黒な小説なだぁなんて思った。
私の中で白い強い光の曲っていうのがぱっと浮かぶのがストレイテナーでありent。
アジカンは極彩色とそれがぐるぐる混ざり合って黒に向かっていく色のイメージ。

じゃあなぜそんなにテンションあがったの?イメージと違うんでしょ?となるのだけれど。
その理由はこの小説に出てくる2人の名前がごっちとりばちゃんだから。
アジカンのVo.は後藤正文氏、あだ名はゴッチ、ソロの名義はGotchである。
そして後藤正文氏の敬愛するバンドWeezerのVo.であり彼が大好きだというミュージシャンはRivers Cuomo(リヴァース クオモ)親日家で素敵なミュージシャン、最近は最早日本人化が加速している気が…
とクオモ氏の説明はどっちでもよくて。
わたしこの小説読み始めてえええ!!ってなったんです、ごっちとりばちゃん?え、ゴッチとクオモ?と。
もちろん本人がそこを意識して名前をつけたかどうかなんてわからないけれど。
*2

ごっちとりばちゃんの物語にゴッチが曲を提供。
本人も「主人公の渾名がごっちだから起用したんですね」なんて冗談を言っていたらしいけれど
www.musicman-net.com
そんなちょっとしたひっかかりつきで好きなものと好きなものがまたリンクしてしまったものだから
ほんとうに大騒ぎしてしまった。


映画化のニュースを見て以来、どんな映画になるのかな?なんてとても楽しみだったのだけれど、より一層楽しみになってしまった!
どんな曲でどんなエンドロールが流れるのだろう?
映画の本編終わってエンドロールになって音楽が流れた瞬間に涙が止まらなくなったり、本編を見て湧き上がった感情がより一層高まったりしません?
エンドロールでかなり感情が爆発してしまうことが多いのでエンドロールって大事だよなぁ…なんて思う。

後藤正文氏はピンクとグレーを読み、どんな印象を以ってどんな曲をかいたのか…というか今回は山さんがメインで作曲したそうなので*3Ba.の山田貴洋氏がどんな曲を作ったのか、ほんとに楽しみ!!!
楽しみが多いってほんとに幸せだな。

*1:ストレイテナーのVo.ホリエアツシのソロ。映画ソラニンの音楽はentの曲

*2:しかしわたし加藤氏の1歳下で、すべての作品に出てくる細かいアイテムに悶えているので全くはずれではないと思う

*3:本人のTwitterより